今回、千葉市花見川区にお住いのH様より、初めてのご依頼をいただきました。工事内容は、マンション北側洋室のカビ処理壁紙貼り替えになります。それでは、壁紙を剥がす前の状態をご覧ください。

築30年~マンション。カビ処理とはじめての壁紙貼り替え。

施工前~壁紙を剥がした状態

工事前の状態

築30年~マンション北側のお部屋です。窓面を中心にお部屋全体のにカビが発生しています。

 

壁紙を剥がした状態

天井や壁のコンクリート面、とくに出窓付近は、壁内側の石膏にもカビの繁殖が確認できる状態でした。


H様のご要望

1、とにかくカビを何とかしたい

そこで、しっかりとカビの防除作業をおこない、壁紙を貼り換えていきます。

また、少しでも工事費用を抑えるため、普及品のご使用をおすすめしました。


カビ処理~下地処理

使用するカビ処理剤

今回、使用する2種類の薬剤です。マスティS・8でカビの除去。マスティSを壁紙糊や下地調整剤に混入させることで防カビ効果を高めます。(下地壁にも塗ります)

カビ処理施工後

カビ除去後、壁の強度が低下している部分には、ヤヨイ化学のコアシートを使用。壁裏側から、カビ進行の抑制と強度を高めるためにに貼っています。

下地処理~工事完了

下地調整後

新築時の施工状況から、全体的な下地の修正作業が必要でした。パテは下塗り・中塗り・仕上げの計3回で仕上げています。下地調整後、防カビ材とシーラーを全体に塗って下地の処理が完了です。

施工後の様子

お部屋全体に広がっていたカビや匂いもなくなり、とてもキレイな状態になりました。この後、隣のお部屋もおなじようにカビ処理貼り替えを行います。


今回使用した壁紙について

天井・壁:サンゲツ SP-2822(普及品)

最後に

カビがなくなったお部屋をご覧になって、H様も大変お喜びでした。また、カビを再発させないためのアドバイスもお伝えしています。

キレイになったお部屋で、退院されてくるお母さまも喜んでくださださると嬉しいです。この度はご利用ありがとうございました。
斉藤まさる